ホイル紙シールの制作事例をご紹介します。

ホイル紙シールとは、紙に直接アルミ箔を貼りつけたシールのことです。ホイル紙に似た用紙としてアルミ蒸着紙というものもあり、こちらは熱加工によって紙の表面にアルミを蒸着させた用紙になります。
どちらも光沢感のある素材のため、商品のラベルなどに使用することで、訴求力を高めることができます。

印刷だけでは表現できないもの、それが「光」です。その光をデザインに取り入れる事が出来る素材、それがホイル紙です。金属のような表面をしたホイル紙シールに印刷を施すと、インキを乗せた部分と乗せていない部分で、つまりインキの有無で輝き方が変わります。基本的に、ホイル紙シールに印刷をするとデザインにメタリック感を出す事ができます。
また、例えば銀色のホイル紙シールに白色のインキを乗せるとホイル紙シールの輝きを無くす事ができますし、黄色などを乗せると黄金に輝きます。インキを乗せずに抜き文字などのデザインの場合は、箔押し加工のように表現する事も可能です。このようにひとつの素材でさまざまなデザインの表現ができる事が、ホイル紙シールの最大の魅力です。
ホイル紙シールは、紙の表面にアルミ箔を貼り合わせた加工法のため、前述のアルミ蒸着紙に比べ低コストで作成することができます。ただし、アルミ蒸着紙に比べると、ひび割れが起こりやすく、また紙とアルミ箔がはがれやすいといった課題点もあります。

金ホイル紙に白印刷を施した場合、以下のようにバーコードの部分が赤っぽくなってしまいます。これは、白の下に金ホイルの下地があり、白のインクが原紙の金の影響を受けてしまうためです。

ホイル紙で白を綺麗に出したい場合は、銀ホイル紙を選択しバックの金を黄色で印刷することにより、白を白のまま表現することができます。

また、銀ホイル紙に印刷する3色（シアン、マゼンタ、イエロー）の濃度によって、色々な金色を擬似的に表現することができます。金箔を使用しないためコストを抑えることも可能です。

※画像の原紙は銀ツヤネーマーです　

ホイル紙シールのおすすめの用途は、お酒のラベル、化粧品のラベルなど高級感を演出したいもの。
化粧品用のアテンションシールなど、目立たせたいデザインのもの。
店舗のロゴシールや、ギフト用のワンポイントシールなどにも◎です。
 
【用途例はこちら】
＞食品ラベル
＞酒ラベル
＞健康食品用ラベル