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「Rシール加工」丸み加工でシールの印象を変える

目次

Rシールとは

四角い紙などの角を取り、丸みの形状を持たせることを「角R(アール)加工」や「角丸加工」「隅丸加工」などと言い、その加工を施したシールをRシールと言います。この角取り。ひと手間施すことで、デザイン性が高まり、印象ががらりと変わる効果もある加工法のひとつです。
丸みの基準となるカットイメージや寸法の出し方を、サンプル画像などで分かりやすく解説をしていきます。

  • TOPICS角が取れた印象づくり

    辞書で「角が取れる」を調べると、性格が円満になる。円熟する。などに続き、洗練される。泥臭さが取れる。垢ぬける。といった効果的なことが書かれています。

    確かに丸みは、かわいらしさや安心感を与えることにとても有効な形です。もしかすると、既存のシールデザインに「丸み」を付けるだけで、意外な効果を生むかもしれない技法が「Rシール加工」です。

Rシール加工の「R」とは

丸み加工の基準となる単位として使われているRシール加工の「R」は、英語で「半径」を意味するRadius(ラジウス)の頭文字です。その横に表記されている数字が、丸みの大きさを表しています。
パソコンで文字入力の際に指定する文字(フォント)の大きさをポイント数といいますが、これも大きさを表す単位で、「Pt」で表します。印刷物なども含めて、パソコンの文字入力の際もこのポイント数で統一されているため、多くの人が聞いたことのある単位ではないでしょうか。 それでも、とつぜん「16ポイントで!」と言われても、専門的な仕事をしている人以外は、すぐに実寸の大きさをイメージするのは難しいことです。Rサイズも同様、サイズ感が分かりにくい、伝えにくいといった点があります。

 

※弊社の最小は0.5Rになります(0.0Rだと、カス上げ時にシールの角が破れることがある為)

Rシール加工のR表記の見方

Rシールは「10R」というような形で表記されますが、Rの手前に表記されている数字は、円の半径です。数字はミリ単位で表しています。
ここでは、分かりやすいように1円玉で説明をしたいと思います。

1円玉(直径2cm)サイズを例にしたR表記例

1円玉の直径は2センチです。これをミリ単位に換算すると20ミリ。半径はその半分の10ミリとなるため、1円玉のRは「10R」となります。

1円玉(直径20ミリ)→ 半径10ミリ=10R

これを基準に考えれば円の半径が5ミリであれば「R5」となり、半径が3ミリであれば「R3」となるわけです。

Rシール加工のRの違いを比較

R加工は用途やその大きさによって、どのくらいのRが適しているかというのは様々ですが、例えば、お手元にある名刺。この角の1つだけを丸くしてみてもイメージは大きく変わります。四隅すべてにR加工を施すのも面白いかもしれません。とはいえ、自身のイメージに近いものかも迷うところ。そこで、少しでも分かりやすく、目安となるように、サイズ見本をご用意しました。どのくらいの丸みで、どの程度イメージが変わるのか。まずは、比較をしてみてはいかがでしょうか。

見本のダウンロード

 

サイズ見本は、無料でダウンロードもできます。どうぞご利用ください。

▼角R見本のダウンロードはこちら

※出力してご利用される場合は、印刷時に「原寸サイズ」を選択してから出力してください。

Rシール加工で「ちょっとした」個性を

シールの角にRシール加工を施すことは、アイデアのひとつです。ほんのちょっとのことですが、1か所でも丸みを付けるだけで、思いのほか相手への印象を変えるものです。
これは<<角のあるもの>>全てに共通するイメチェンかもしれません。少しのカットや、削ることが、遊び心とともにセンスアップにもなる。不思議な魅力の「丸み」です。
この効果、今お使いの商品ラベルやシールに流用するのも一案かもしれません。
商品の顔でもあるラベル・シール。「他の製品とちょっとした違いを出したいな」とか、「デザインは気に入っているけれど、少しだけ変えたいな」と悩んでいるなら試してみる価値があるかもしれません!
例えば、既存のデザインを一新する予算が無くても、Rシール加工のみなら安価ですし、ほんのわずかな加工代金で大きくイメージを変えることが出来るかもしれません。
1か所だけにRシール加工を施してみるだけで、印象が大きく変わるので、二隅や、思い切って四隅を削ってラウンドにしてみたり。ちょっとした工夫や個性で、商品の注目度が上がる可能性もあります。

もしも、お客さまがデザインの変更を検討中であったり、少しだけ変えてみたいなと悩まれているのであれば、お電話でもお問合せフォームからもご質問やご相談をお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。
誰かと話すことや相談することで、想像以上のアイデアが浮かび、すてきなデザインが生まれるかもしれません。小ロットからのご注文でも、安心してご相談ください。

 

Rシール加工の良いところ

見た目のことばかり、語ってしまいましたが、シールの角を丸くすることで「剥がれにくくなる」といった効果があるのをご存じですか?
角が無いことで「点集中」が分散されるのが理由のようです。
確かに、シールに限らず、机上にある書面などが取りにくい時、角から取りませんか?この動作にはちゃんと理由があったんですね!そんな理由から、剝がれやすいと困るなといった面も考慮できる「Rシール加工」。ラベルやシールにもおすすめです。

Rシール加工する際の注意点

Rシール加工をする際にはいくつか注意点があります。
まずR加工した際の余白のバランスの確認です。角があった際は余白が十分にあり問題なかった場合でも、角をRにすることで余白が少なくなり、デザインや文字が消えてしまったり、全体のバランスが悪くなったりすることがありますので注意が必要です。次にRの単位の確認です。Rの丸みが強すぎたり弱すぎたりすることでデザイン内容とのバランスが崩れてしまうことがあるため、どのRの単位が適切かを確認する必要があります。最後に利用シーンとマッチしているかという点も注意が必要です。Rシール加工は角を丸くすることで柔らかな印象を持たせることができますが、利用シーンによっては不向きな場合があります。Rシール加工を施す際は利用するシーンに適しているかを事前に確認しましょう。

 

※弊社の最小は0.5Rになります(0.0Rだと、カス上げ時にシールの角が破れることがある為)

環境に配慮したRシール加工

もし、シールやラベルにR加工を追加してみようと思案中でしたら、素材も環境を考えたものに変え、消費者側の心象も変えてみてはいかがでしょうか。
SDGsの観点から、シール素材も環境に配慮したものをご用意しております。世界的にも環境問題は深刻なものとして捉えられ、ひとりひとりがこの問題について深く考えるようになっています。企業の取り組みは、それ以上に注目されること。リサイクルは当然のことながら、その商品の素材だけでなく、包装やステッカーに至るまで、「カーボンニュートラル」を実現させるためのひとつと捉えることも、商品価値を上げるひとつの手法かもしれません。

【環境に配慮したラベル・シールはこちら】

Rシール加工の制作事例

Rシール加工の制作事例をご紹介します。

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シールは、適切なシール素材・表面加工を選択する必要があります。

「ラベル印刷・シール印刷.com」は、印刷会社の直営サイトですので、シール作りに関する様々なノウハウがあります。

ご使用方法、貼る対象物、ご使用環境、貼付期間などの詳細をご教示ください。 最適な素材でお見積もりをご提案いたしますので、お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

ご利用の流れ

弊社のラベル印刷・シール印刷のご利用方法をご紹介します。
ご指定のデザインをご入稿頂く場合はもちろん、デザイン制作の代行も安価な価格で承っておりますので、
ぜひご活用ください。

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