「シール、ステッカー、ラベルの違いは何ですか?」というご質問をよく頂きますが、 皆様はこの違いをご存じでしょうか?

実は、この3つの言葉に厳密な境はありません。

なので、印刷会社によって定義も様々。

A社では「ステッカー」で販売しているのに、B社では「シール」ということもあります!

そこで今回は、当店(弊社)のラベル印刷・シール印刷.comにおける「シール」「ステッカー」「ラベル」の違いについて解説します。

お客さまが印刷注文をする際に、作りたい商品が「シール」なのか「ステッカー」なのか「ラベル」なのか、迷った時の参考になさってください。

【シール、ステッカー、ラベルの使い分けのイメージ図】

シール、ステッカー、ラベルの使い分けのイメージ図

耐候性とは…日光や雨などの天候がもたらす要因に対する耐久性のこと。

では、図をもとに「シール」「ステッカー」「ラベル」の3つの違いについて説明していきます。

シールとは

シールの例

「シール」とは、封印。また、その「しるし」として貼る小片の紙。表面に絵や文字を印刷した糊付きの紙のこと指します。

一般的に裏面に糊が着いた紙の類を指します。もともとは、大切な文書など、未開封であることの「証」を意味する言葉だったようです。西洋で言えば「封蝋」。日本では印鑑を押して「誰も中を見ていません」「開けていません」という証明で、今も使われている手法です。

西洋ではこの、封筒をとじる際に、蝋を垂らし刻印を押すことを「シール」と呼んでいました。

時代とともに、「シール」が指す意味も変り、アメリカでは、用途を問わずに糊付きの紙片(小さいもの)のことを「シール」というようで、日本でも大正時代にはすでに糊付きの紙片のことを「シール」と呼んでいたようです。さらに戦後になると、数字などが印刷されたものや、かわいらしい花や動物、アニメのキャラクターなどが描かれたものが本の付録やお菓子のおまけとして広がり人気となりました。昭和50年代前半には、おまけのシールがメーンのお菓子より人気を上回り、子どもたちが競って購入するという社会現象になった人気シールもあったくらいです。

「シール」は、主に屋内での使用を目的としており、耐久性が高くないものが多いというイメージです。

ラベル印刷・シール印刷.comでも、粘着があるものを「シール」と呼んでいます。

使用例: https://label-seal-print.com/flow/kouzou/
 ・ノベルティー用のキャラクターシール
 ・開封口に貼って中身の安全性を証明する封緘(ふうかん)シール
 ・間違いの箇所に貼って使用する訂正シール

ステッカーとは

ステッカーの例

「ステッカー」とは、裏面に糊の付いた紙片や宣伝等を目的とした貼り紙のこと。

主に、工業製品に貼られ、商品をアピールしたり識別したりすることが使用目的です。

ステッカーの呼称や歴史的な変遷については、シールとほぼ同じ内容ですが、現在の用途としては、長期間貼られることが多く、米国では、主に屋外での使用目的としたものを「ステッカー」と呼ぶようです。

当社では、粘着がある素材に耐候性や耐水性をもたせた加工をしたものを「ステッカー」と呼んでいます。水分によるふやけや日光による色褪せなど劣化がしにくい使用です。

ラベル印刷・シール印刷.comでも、長期間貼られるシールを「ステッカー」と呼んでいます。

使用例:
 車やバイク、自転車など屋外で使用する製品に貼るステッカー
 パソコンや携帯など長期間製品に貼っておくステッカー

ラベルとは

ラベルの例

「ラベル」とは、商標・品名・分類記号・宛先などを表示するために貼る紙のこと。

他に、名札や標識、荷札、レッテル等の意味があり、貼り付けることで相手に情報を付与する用途で用いられます。
つまり、相手への説明としての「表示」であり、それを読めば対象物の内容がわかるものを指します。
「表示」とは、「はっきりと表し示す」という意味なので、その「表示」がされているものを広く「ラベル」というのです。そのため、裏面に粘着があるシール状のものもあれば薄紙ラベルのように粘着がないものもあります。

ラベル印刷・シール印刷.comでも、表示をするもののうち、シール・ステッカーでないものを「ラベル」と呼び、粘着があるものを「シール・ラベル」、もしくは「シール」と呼んでいます。

使用例:https://label-seal-print.com/product/logistics-label/
  商品の名称やデザインが入った商品ラベル、
  原材料名などを記す表示のシール・ラベル、
  宅配便の宛先を記す宛名シール・ラベル

シール、ステッカー、ラベルの意味 まとめ

ラベル印刷・シール印刷.comにおけるシール・ステッカー・ラベルの違いはご理解いただけましたでしょうか?

「シール」は粘着があるもの。

「ステッカー」はシールのうち長期間使用される耐候性や耐水性などを持たせたもの。

「ラベル」は粘着の有無に限らず≪貼る対象物(商品等)の説明≫を表示しているもの。という分類になります。

とはいえ、冒頭で申し上げたように、そもそも厳密な境がありませんし、「じゃあ、これは何になるの?」と、悩んだ時には・・・。

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