一般的なラベルシールの素材のひとつに

『透明PET(透明フィルム)』があげられます。

透明フィルム

封シール、中身を見せたいガラス瓶商品、耐水性の必要なシャンプーやトリートメントのボトル・・・etc 様々な用途で使われる素材です。

 

透明PETの最大の魅力は、その名のとおり素材の透明感!!!

ですが・・・透明だからこそ起こってしまう、

ちょっとした『落とし穴』があるんです。

 

 

下の写真をご覧ください・・・

IMG_2772

5色の印刷物に

上段:なにも貼っていない状態

中段:白印刷を行った透明PETを上から貼りつけた状態

下段:何も印刷していない透明PETを上から貼りつけた状態

となっています。

 

「中段:白印刷を行った透明PETを上から貼りつけた状態」を見てみると、下の印刷物が透けてしまっています。

 

透明PETに印刷を行うと、インクも素材も光を通してしまうため、

このように「半透明」に見えてしまうんです。

そのため、どうしても濃い色の製品にラベルシール貼った場合、

貼った相手の色の影響を受けてしまいます・・・

※フルカラー印刷など白以外の色の場合も同様に半透明になってまいります。

 

 

もちろん、半透明感を抑えて印刷を行うことも可能です!!

半透明感を抑えて文字や絵柄の濃度感を出す場合には、

白で下地印刷を行い、そのうえからラベルデザインの印刷を行います。

白引き↑例:下地に白を印刷した後に、ラベルデザイン(橙1色)印刷

 

あえて下地印刷をせずに、半透明感を生かしてラベル作成することも可能です(^^)

 

 

よくわからない・他にも気になることがあるという方は

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