一般的なラベルシールの素材のひとつに
『透明PET(透明フィルム)』があげられます。
封シール、中身を見せたいガラス瓶商品、耐水性の必要なシャンプーやトリートメントのボトル・・・etc 様々な用途で使われる素材です。
透明PETの最大の魅力は、その名のとおり素材の透明感!!!
ですが・・・透明だからこそ起こってしまう、
ちょっとした『落とし穴』があるんです。
下の写真をご覧ください・・・
5色の印刷物に
上段:なにも貼っていない状態
中段:白印刷を行った透明PETを上から貼りつけた状態
下段:何も印刷していない透明PETを上から貼りつけた状態
となっています。
「中段:白印刷を行った透明PETを上から貼りつけた状態」を見てみると、下の印刷物が透けてしまっています。
透明PETに印刷を行うと、インクも素材も光を通してしまうため、
このように「半透明」に見えてしまうんです。
そのため、どうしても濃い色の製品にラベルシール貼った場合、
貼った相手の色の影響を受けてしまいます・・・
※フルカラー印刷など白以外の色の場合も同様に半透明になってまいります。
もちろん、半透明感を抑えて印刷を行うことも可能です!!
半透明感を抑えて文字や絵柄の濃度感を出す場合には、
白で下地印刷を行い、そのうえからラベルデザインの印刷を行います。
↑例:下地に白を印刷した後に、ラベルデザイン(橙1色)印刷
あえて下地印刷をせずに、半透明感を生かしてラベル作成することも可能です(^^)
よくわからない・他にも気になることがあるという方は
お気軽にお問い合わせ下さいませ!!