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マットな質感で高級感を演出
あえて艶を抑えることで高級感を演出するマットな質感
どのように作るのか紹介します。
商品の顔である「ラベル」の質感を変えて
高級感を演出してみませんか?
「ラグジュアリー感を出したい!」といった高価な商品のラベルづくりにおススメなのが、艶感を消した「マット」な素材。落ち着いた見た目と、触り心地に品を感じると人気で、パッケージやパンフレットなどにも使用されています。
あえて艶を抑えることで出す「品」は、商品をより良く見せる効果の一つ。そんな高級感を演出するマットな質感のラベルはどのように作るのか。このコンテンツでは「マット」な素材や加工について紹介していきます。
①マット加工
表面加工で「マット」を再現する加工を紹介していきます。
加工法1 マットニス
印刷面の保護をするためのニス。ニスにも種類があり、ツヤあり・ツヤ無しがあります。 ツヤ無しのニスをマットニスと言ってツヤの無い見た目を再現できます。
加工法2 マットフィルム
表面加工の1つでニスとは違い表面にフィルムを貼ることを言います。フィルムもニスと同じくツヤあり・ツヤ無しがあります。マットフィルムはマットニスと比べてマット感が増します。質感もニスと比べてしっとりとした手触りになります。
ベルベットマットフィルムという通常のマットフィルムに比べもっと質感を増したフィルムもあります。
加工法3 マットシルク印刷
マットな質感を再現できる特殊なインキを使用して部分的にインキを厚盛りする方法です。部分的に凹凸が再現でき、質感の他に立体感も再現できるというメリットがあります。ただし細かい線や文字は再現が難しい場合があるのでご使用する際は注意してください。
②マットな素材
マット素材や加工での注意点
マットな素材や加工での注意が必要なことは耐磨性が低いという点です。加工時のスレや輸送時のスレで通常のニスやフィルムよりも傷が目立ちやすくなります。特に濃い色の部分はスレが目立ちやすいので注意が必要です。高級感が演出できてもきれいな状態で陳列されなければ売れ残りや返品のリスクもあります。
マットな素材や加工をする際はご注意ください。
上記の注意点に考慮しながら、マットな質感を演出することで商品の付加価値をあげてみてはいかがでしょうか。
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