極小ロットのシールができるようになりました!

お客様から多数のご要望を頂いておりました極小ロットのシール作成に対応できる新しい印刷機を昨年12月下旬に導入しました。

 

極小ロット(100枚)に対応したデジタルオンデマンド印刷機です。
オンデマンド印刷と言うと、印刷の解像度の点において不安を持たれるお客さまもいらっしゃると思います。

この印刷機は、「解像度1200×2400dpi」の高画質の印刷が可能です。オンデマンド印刷ですのでもちろん版代はかかりません。小ロットのオリジナルラベルを制作する際にネックとなっていたイニシャルコストも抑える事ができます。

 

印刷できる素材も多数ありますので、極小ロットのシール作成についてその他ご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
ラベル・シールについてのお問い合わせ

技術優良工場に認定されました!

大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もラベル印刷・シール印刷.comをよろしくお願いいたします。

 

昨年は、第26回シールラベルコンテスト2016で経済産業大臣賞受賞

このときの功績を踏まえ、技術優良工場の認定を全日本シール印刷協同組合連合会よりいただく事ができました。

 

 

技術優良工場に認定されました

 

 

過去の受賞歴

・第24回シール・ラベルコンテスト2014 規定課題部門にて一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞
・第25回シール・ラベルコンテスト2015 にて全体2位となる経済産業省商務情報政策局長賞、
規定課題部門(同じデザインのものを各社が印刷し技術を競うもの)2位の全日本シール印刷協賛会会長賞

 

 

第24回からの初受賞依頼、3年連続で入賞をしてきましたが、これからもお客様のお役に立てるシールをご提供し続けていくためにさらに精進して参ります。

 

 

 

インキの色作り

ラベル・シールのご注文を依頼されたお客様の中には初めてのご注文のお客さまも沢山いらっしゃいます。色数は何色なのか、この色をだすためには特色を使わないといけないなどお客様が出したい色を出すために何色も練り合わせてインキを作っています。
 

入社して間もないころに工場に見学へ行ったことがありましたが、インキは硬いから練り合せるのには体力を使うと工場の方は言われてありました。
 
 

インキ練り
 

横でしばらく見ていましたが「ぼとっ、ぼとっ」と何個もインキを併せて一つのインキを作っているのを見るとかなりの力仕事であると思いました。
 

このとき、合わせるインキの割合も決められた比率があり、専用のヘラで少量づつ取り出して作業を行っています。印刷機の特性によってインキの定着度合いが変わるので、とても神経質な作業です。
 
 

色については品質管理のページ内にもご紹介をさせていただいています。
 

 

色については基本となるCMYKのほかにも特色がありますので、お見積もりの際に色の事についてご不明な点がある際にもご遠慮なくお問い合わせください。
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情報量が増える二層シール

前回はシールの構造についてご紹介をさせていただきましたが、
今回は2層構造になったシールをご紹介させていただきます。

 

シールは普通1枚の紙に印刷されたものと思われる方が多いと思いますが、
2枚のシールを重ねてシールを作る事もできます。

 

良くペットボトルに貼ってある小さなシール。
1枚目をめくると2枚目が出てきて、QRコードやシリアルナンバーが記載されてあることがあります。

 

 

 

情報量が二倍になり、いつい剥がしてみたくなる特徴を利用して様々なシールに活用することが出来ます。
また、異なるシール素材を組み合わせて2層シールにすることもできますので、
販促活動の際にはぜひいかがでしょうか。

 

その他二層シールについてご不明な点がある時はご遠慮なくお問い合わせください。
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最後に年末年始の営業についてご案内させていただきます。

 

年内は12月29日(水)まで営業いたしています。(閉店時刻は通常通りです)

 

【年末年始休業】12月30日(木)~1月3日(火)
【通常営業】1月4日(水) 9:00 より

 

お正月休みに頂きましたお問い合わせやお見積へのご返答は1月4日以降となります。

お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

シールの構造について

今までいろんな種類のシールの特徴や加工方法についてご紹介させていただきました。

 

今回は1枚のシールの構造について図解付きでご紹介させていただきます。

 

一般的なシールは「表面加工」、「素材」、「糊(粘着面)」、「台紙(セパレーター)」の4層から構成されています。
表面加工をしない場合は3層構成のシールになります。

材質構成の組み合わせを決めるには、被着体(貼るもの)、デザインの内容、使用環境など多面的に検討する必要があります。
  
シールの構造
  
表面加工
ラベル・シールの表面に加工を施すことで、表面を保護することはもちろん、違った印象を与えることができます。
 
■ラミネート加工(艶あり・艶なし)
■ハーフラミネート加工
■糊殺し加工(部分糊)
■箔押し加工(金・銀・色箔)
■エンボス加工
■クリスタルドーム加工
■リオトーン加工
■厚盛印刷(シルク印刷)
  
素材
 
ラベル・シールを印刷する素材には大きくわけて紙系素材フィルム系素材の2種類があります。使用用途や、使用する環境の条件によって素材をお選びください。
  

 
シールの素材と同様に、粘着剤も使用用途に応じて選択する必要があります。しっかりと貼りつけることができる強粘着や、一度剥がしてもまた同じように貼ることができる再剥離糊、特殊な環境でも安心して使用できるタイプなど、様々な糊があります。
  
台紙
 
シール素材をのせている紙を台紙(セパレーター)と呼んでいます。紙とフィルムが素材として使われており、使用する機械や作業環境を考慮しなければなりません。

 

この4構成をお客様のお見積もり内容やお問い合わせ内容をヒアリングし、使用環境に合った最適な組み合わせをご提案させていただくのがオペレーターのお仕事です。!!∑d(≧▽≦*)
  
お客様と対面でヒアリングするのではなく「言葉のみ」でシールの仕様を決めます。
わずかでもご不明な点がある時はご遠慮なくお問い合わせください。
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写真付きシールの作成について

今回はシールのデザインに写真が含まれる際のことについてご紹介させていただきます。

 

商品のイメージを伝える為に写真の役割は非常に重要ですよね。
今はスマホで気軽にスナップ写真を撮る事が多くなっています。

ですが、スマホで撮った写真やホームページ上で載っている写真そのまま印刷データとして適切かというとそうではありません。

 

印刷に使用する写真の解像度はカラー写真などで最低解像度350dpi以上のデータをお願いしています。解像度72dpiの低い解像度のデータで印刷すると仕上がりがぼやけたり、ギザギザした粗い感じの仕上がりになってしまいます。文字や単色イラストなどの印刷では2000dpi程度の解像度が必要になります。
 

 

※入稿データのご案内については「入稿するデザインについて」でご紹介しています。
 
 
では「解像度」とは何でしょうか?

 

「解像度」とは、画像の密度のことです。

その単位が「dpi」。「dpi」は「dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で、
1インチにどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。

「解像度」が高いということは、同じ面積でも、「ドット」の数が多いという意味で、
それだけ細かな部分まで表現された、なめらかな画像だということになります。

 
 

画像サイズ/解像度の確認(Windowsの場合)

 

画像のプロパティ
[概要]タブを開く → [詳細設定 >>]ボタン

画像の詳細な情報が表示されます。
サイズ(幅・高さのピクセル数)・解像度が正しく設定されているかをご確認下さい。

 
 

画像サイズ/解像度の確認(Macの場合)

 
MacOS 10.5以降の場合
確認したい画像をプレビューで開きます。
 
サイズを調整
[ツール]→[サイズを調整]
サイズ調整ダイアログが表示されますので、幅・高さ・解像度のそれぞれに正しい値が入っているかご確認ください。
 
 
データの入稿方についてその他ご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
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しわ加工が施された和紙素材 クレープ紙

クレープ紙のラベルは表面に立体的なしわ加工を施し、和紙のような風合いを持つ特殊な紙素材です。

素材の表面にこの様なしわがあるのはクレープ素材だけの特徴です。
和菓子や日本酒などの商品ロゴをはじめ、「和」を意識した用途に対応させると非常に面白い効果が出る素材です。

 

 

クレープ紙素材も和紙の分類に入る素材で和紙クレープとも呼ばれます。
和紙素材自体が種類によって模様や質感が異なりますが、クレープ紙素材は表面を触った時の手触りの良さがあります。

 

 

 

表面の凹凸が激しい素材なのでフルカラー印刷などはあまり得意でない素材になりますので、特色を使用した単純な絵柄の印刷が向いています。

クレープ紙の様な和紙系の素材はコート処理されていない非塗工印刷原紙です。表面が平滑になっていないので、ラミネート加工の適正がありません。基本的に屋外・水場・冷蔵環境には弱い素材となりますのでご要望によってはクレープ紙が使えない事がありますのでご注意ください。

ご紹介した和紙クレープ紙についてご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
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重要情報の管理対策に個人情報保護シール

みなさんが重要な書類を郵送する際に、見られたくない情報を隠すために使用する

個人情報保護シール(プライバシーシール)はアンケート用紙、申込書、応募・懸賞はがき等、個人情報を記入するさまざまな媒体に目隠しシールとして知られています。

今回はこのシールの特徴についてご紹介したいと思います。

 

情報を守るためのシールですが、実際に糊面がどうなっているのか写真でまずはご紹介します。
  

 

こちらは貼り直し不可タイプの個人情報保護シールでより機密性が高い書類を郵送する際に使用されるシールです。糊面によってシールも数種類あり、再剥離タイプや貼り直し不可タイプ等もあります。

  

(1)再剥離(簡易タイプ)の目個人情報保護シール

安価な弱粘再剥離糊を使用した簡易タイプで、
表面の印刷内容によっては記載内容が透けて
しまうため、表面のデザインを複雑にする必要があります。

 

  • ・一度貼ったシールを再度貼る事ができる。
  • ・価格が最も安い
  • ・文字が透けるので全面にベタ印刷するなどデザインでの工夫が必要です。

シールの構造

 

(2) 再剥離タイプの個人情報保護シール
訂正用再剥離糊を使用することで表面の印刷を行わなくても記載内容が透け
ない特徴があります。糊面が黒やグレーに着色されてあり、通常の弱粘再剥
離よりも保護の度合が高くなります。

  • ・もっとも使用されているタイプのシールです。
  • ・廉価版より価格が少し高くなります。

シールの構造2

 

(3)貼り直し不可タイプの個人情報保護シール
表面基材と台紙の間に疑似粘着層を持つ透明のフィルムが挟まれていること
が特徴です。一度剥がれた疑似粘着層は二度と元には戻らなくなため、第三
者が剥がして内容を確認すれば一目で分かります。

  • ・裏面に印刷が施されているのでしっかり保護できます。
  • ・前述の2つと比較した時に価格が最も高くなってしまいます。

シールの構造3

  
ご紹介した個人情報保護シールについてご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
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金属探知器にシールが反応してしまった!

今回は特殊なホイル紙素材について皆さんにご紹介したいと思います。

スタッフブログでもホイル紙について9月のブログ記事「銀色+・・・=?」でご紹介させていただきました。

このときは色の使い方についてでしたが、商品を検品する際に活躍する特殊なホイル紙素材「MSゴールド」を少しご紹介いたします。

 

商品の検品の時に機械が反応したとき、シールが反応するとすぐに思い当たる方は少ないのではないではないでしょうか。

 

『そんなことはないでしょ~(〃 ̄ω ̄)σ』

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが
実際にこのような悩みを持たれてお問い合わせされたお客さまもいらっしゃいます。

 

普通のホイル紙は表面にアルミ加工を施してあるのですが、
この加工が検品の時に引っかかってしまうということがあります。

ですが、MSゴールドという特殊なホイル紙素材は、従来のホイル紙とは違い、
紙の表面に「アルミの粉末」を混ぜた「特殊なインキを塗布」することによりメタリックな質感を出した素材です。

 

通常のホイル紙の様な強い艶感はありませんが、検品時のお悩みを解消したいというときにはいかがでしょうか。
ベースは同じ紙素材なので、簡単に破れてしまいますので、ご使用の際には通常のホイル紙素材と同じように
破れや水濡れ等にはご注意ください。

 

ご紹介したホイル紙素材のほかにも、シールの素材についてご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
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シール台紙の切れ目(スリッター)について

以前シールの仕上げ方法について少しご案内しました。
今回はその中の一つ台紙に切れ目をいれたときはどのようになっているのかについてご紹介します。
こちらの写真は横長いシールの台紙に2本切れ目が入っています。
お客様からご注文があった時、右から何ミリ、もしくわ左から何ミリなのかヒアリングし、
シールの素材を仕入れる時には指定の位置に切れ目が入っている状態で素材をメーカー様より仕入れています。

 

 

台紙に切れ目が入った部分を剥がしてみるとこのようになります。
このようになっていることで、後で様々な商品にシールを張り付ける際に
正確な位置決めを行うことができます。

 

剥がしにくいシールを剥がしやすくしたい、
正確な位置にシールを貼らなければならないというご要望の際には
ご注文の際にオペレーターへお伝えください。

 

その他ご不明な点がありましたらはぜひお問い合わせください。
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