二層シールとは、一般的なシールとは異なり、上層、下層の二層に分かれており、印刷ができるめくれるタイプのシールです。

この二層シールは、印刷が可能なため、自分の好きなデザインやメッセージを自由に表現することができます。また二層に分かれているため、シールを貼る対象物の形状に合わせて、シールの一部分をめくることができます。例えば、商品パッケージに貼る場合、二層シールの一部をめくることで、製品の詳細情報やQRコードなどを表示することができます。

二層シールは印刷業界や広告業界で使用されることが多く、商品のパッケージに貼ることで、商品の魅力や特徴を効果的に伝えることができます。また、イベントやキャンペーンの告知にも活用されており、目を引くデザインやメッセージを印刷することで、参加者や顧客の興味を引くことができます。

二層シールの構造の特徴は、印刷した1層目と2層目のシールの間にシリコン性の粘着ラミネートを貼ることによって作られています。
情報量が多いとシールのサイズは大きくなってしまいますが、そんな時に便利なのが二層シールです。貼る面積に対して多くの情報量をシールに印刷することができるので、キャンペーンの応募事項など情報量を多く掲載したいけれど、貼付スペースが限られている場合に有効です。
また、自由なデザインやメッセージを印刷できるため、個性的なシール作りが可能です。
さらに、めくれる機能により、情報を隠すこともできます。外箱や説明書が不要になりパッケージの簡素化にも役立つというメリットもあります。

主に清涼飲料水や食品などの製品のキャンペーンで利用されています。シールがめくれることで情報量が2倍になるので大切な情報の伝達など、アイディア次第で様々な用途にご利用いただけます。また、ミラーコート＋訂正用上質紙など、2種類のラベル･シール素材を使って印刷することもできます。

抽選機能を持たせたオリジナルの「くじ引きタイプの二層シール」の作成も可能です。上のシールにキャンペーン内容、下のシールにくじ引きの結果を印刷できる可変印刷（バリアブル印刷）なら、1000枚中5枚だけ当たりにするなど、当選確率を自由に設定することも可能です。
下のシールに印刷したQRコードをスマートフォンで読み込んでもらい、WEB上の特設サイトに誘導し、キャンペーン抽選会などの様々なイベントでファンの獲得や販促活動につなげることもできます。調味料などのアテンションシール（POPシール）として上のシールに商品案内、下のシールにアレンジレシピの作り方を印刷するなど、様々な機能を持たせることが可能です。

当社では二層シールだけでなく、多層構造のシールも取り扱っております。

＞【関連シールはこちら】：多層ラベル（三層シール）

【関連する素材はこちら】
＞上質紙

二層シールの制作事例をご紹介します。