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エンボス加工とは

エンボス加工とは浮き出し加工とも呼ばれ、エンボス版という版をシールやラベルに押し当てて凹凸を出す事ができる加工方法です。 デザインに合わせて別注でエンボスの金型を作成するため、エンボスの柄はお好みのものを作成できます。エンボス加工は、平面上に凹凸で立体感を表現するため、見るだけでなく触っても他のシールとは違う感覚を体験できるため、差別化や、オリジナリティを出したい場合におすすめです。

 

【関連コラム】
エンボス加工のシール

擬似エンボスとは

擬似エンボスとは、OPニスとクリアニスという光沢の強弱がある2種類のニスを組み合わせて同時に使用することにより、擬似的にエンボスを表現する印刷手法です。
ザラザラな部分と光沢のある部分のギャップにより、立体感のある凹凸感を表現しています。

擬似エンボスの仕組み

擬似エンボスの加工の流れをご紹介します。

 

  • ①通常の印刷を施す。
  • ②印刷された面のザラザラにさせたい部分にOPニスを塗る。
  • ③クリアニスを印刷面全体に塗る。
    ※クリアニスを塗るとクリアニスがOPニスの上に乗り、つぶつぶになります。
  • ④ニスに反応する紫外線を照射し、ニスを硬化させる。
  • ⑤つぶつぶの部分(OPニス部分)が硬化し、ザラザラとした触り心地になり完成。
    ※クリアニスを塗った部分は光沢のある印刷面になります。

擬似エンボスの特徴

銀ツヤホイル紙、金ツヤホイル紙を使用する場合は紙自体に元々ツヤがあるため、
「指紋が目立って見栄えが悪い」
「指紋が付かないように気を付けないといけないため、作業スピードが落ちる」
などのお困りごとにも擬似エンボス加工は有効です。
また、背景の模様として利用することもできるので、ラベルに付加価値をつけることもできます。

擬似エンボスは光沢の強弱がある2種のニスを組み合わせているため、様々な絵柄に自由に印刷することが可能です。
細かな部分まで再現ができ、光沢をもたせたい部分、持たせたくない部分を使い分けることで背景の柄デザインとして使用することも可能です。ただし、デザインの色もしくは原紙の色次第では目立ちにくい場合があります。

擬似エンボスのメリット

  • ・エンボス加工のような凹凸感を印刷することで高級感を演出した付加価値をつけ差別化を図ることができます。
  • ・印刷する機械でそのまま擬似エンボス加工が可能で後加工がなく、印刷工程が増えることがないため、比較的短納期・低コストで作成することができます。

擬似エンボスの用途例

  • ・日本酒ラベル
  • ・焼酎ラベル
  • ・ワインラベル
  • ・千社札シール
  • ・高級なギフト商品
  • ・化粧品ラベル
  • ・ワンポイントロゴシール
  • ・ショップシール

擬似エンボス加工の注意点

  • ・ザラザラから光沢に徐々にしていくようなグラデーションはできません。
  • ・原紙は、表面が平滑でつるつるしているものが向いています。
  • ・和紙や上質系のマット感のある原紙だとニスが原紙に沈んでしまい、うまく凹凸感を表現することができません。
  • ・透明ニスで表現するので、原紙もしくはデザインの色は明るい薄い色より濃い色のほうが見た目の効果がはっきりとします。
  • ・ザラザラ感を強調したい場合は、リオトーン加工をおすすめいたします。

擬似エンボスシールの制作事例

擬似エンボスシールの制作事例をご紹介します。

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