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上質紙|シール素材の紹介

目次

上質紙とは

上質紙とは印刷加工に優れた適正を持つ非塗工原紙です。100%パルプの印刷用紙で、表面塗工がされていないため光沢やツヤが少なく、ややザラザラとした質感の破れにくい用紙です。
上質紙は、用紙の中でも最もよく使われている用紙で、コピー用紙もほとんどが上質紙となります。鉛筆やボールペンでの書き心地もいいため筆記性に優れており、ノートや書類、名刺、捺印や後書きが必要な荷札シールや品質管理用シールなど、私たちの身の回りにあるさまざまな印刷物に使われています。
上質紙は基本的には白色が多いですが、色を入れた色上質紙というものもあり、非常に汎用性の高い素材となります。
 
【よくある質問はこちら】
>上質紙、アート紙、ミラーコートはどのような特徴・違いがあるのでしょうか。

上質紙シールの特長

上質紙シールは、シールの中でも最も安価で、様々な物に使用できるため汎用性が高い点が特長です。おもに業務用の内容表示シールなど、消耗品として大量に使用したい場合に安価で作ることができます。 
上質紙シールは耐水性がないため、水に濡れる可能性がある場所や屋外での使用には不向きですが、水性ペンによる書き込みやハンコの捺印ができるという利点もあります。シールやラベルには一般的なコピー用紙と同じ厚みの斤量(*紙の厚みを示す単位)70kg、または少し薄い55kgが多く使用されています。
糊の種類も豊富で、貼って剥がせる再剥離タイプや、冷凍環境に適した糊、粗面にも貼れる糊など使用環境に合わせてお選び頂けます。

  • 上質紙シールは、荷札シールや品質管理用のシール、簡単な表示シールなどにおすすめです。

  • 写真左のミラコート素材と比べてみると光沢が少なく、色がしっかり出ます。

上質紙シールの注意点

上質紙シールは表面のコーティングがないのでインクを吸い込みやすく、発色が良いとは言えず、滲みやすい点に注意が必要です。写真やイラストが多いシールなど、デザイン性の高いシールには不向きな場合が多いです。
また上質紙シールは耐水性がないため、屋内で使用するシールとしての利用が望ましいです。
(丸信では色にじみを抑えた印刷のご要望も多いため、その問題にもご対応いたします)
 
【関連シールはこちら】
>色にじみを抑えた印刷のシール

上質紙シールの用途

上質紙は、コストパフォーマンスの良さから食品表示シールなどに良く使用されます。 捺印や後書きも出来るため、荷札シールや品質管理用のシール、お酒では胴ラベルとして使用される事もあるとても使いやすい素材です。
写真やグラデーションなどの印刷は苦手ですが、インキを吸い込むので単色の印刷はしっかり表現できます。 シンプルなデザイン、たとえばロゴシールや簡単な表示シールなどにオススメです。

【上質紙シールの用途例】

上質紙シールを使った制作事例

上質紙シールを使った制作事例をご紹介します。

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