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糊殺し加工シール・部分糊シール

目次

糊殺し加工シール(部分糊シール)とは

ドラッグストアに並ぶシャンプーや化粧品などでおなじみのPOPシールで必要不可欠な加工が、糊殺し加工です。
糊殺し加工シールとは少し物騒な名前ですが、シールやステッカーの特定部分の粘着を殺す(消す)加工を施したシールです。
商品のフタに部分的に貼って使用するPOPシールなどに有効です。他にも、コンビニやスーパーで見かけるスイーツのシールにも役立ちます。

加工方法としては二つあり、まずシールの糊面にニスを塗工し、粘着を殺す方法があります。この方法はニスの塗工には版を作製する為、塗工する面積や形などは自由に作る事が出来ます。もう一つの方法はフィルム貼りによる方法です。粘着面に、ロール状の特殊なフィルムを貼ることにより糊を殺す方法です。 糊殺し部分の形や面積は、フィルムの形状により決まりますので、あらかじめ決まった形となります。
糊殺し加工シールはPOPシールなどに使用されるため、素材としては粘着面でない部分が折り曲がらないようなPET素材やユポなどの強い素材を使用することがおすすめです。また商品訴求として使われることも多いため、メタリックな銀PET素材なども使用されることが多いです。

*1糊ごろし版データ:入稿例

※注意
粘着を殺す部分にニスの塗布をしますので
入稿の版としては下記のようになります。

 

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糊殺し加工シール(部分糊シール)のメリット

糊殺し加工シール(部分糊シール)には以下の3つのメリットがあります。

剥がしやすい

シール全面に糊が塗工されているシールの場合、弱粘着のシールやラベルでもなかなか剥がしにくいことが多いです。糊殺し加工シールであれば、シールの端に糊殺し加工を施すことで粘着しない部分を作ることができ、剥がし始めのきっかけとなる箇所を作ることが可能です。

ミシン目を切りやすく

ミシン目に沿うように糊殺し加工することも可能です。切り離せるようにミシン目がついているシールも全面が粘着面になっていると切り取りづらいですが、糊殺し加工を施すことで、切り取りやすく、さらに切り取った後に剥がしやすくなります。

貼りづらい形状の容器のシールやラベルにも

化粧品のような円柱の容器や、スイーツの蓋に貼る帯状のラベルにも糊殺し加工は活用できます。 シール全面に糊が塗工されている場合、丸みを帯びた表面や、ドーム状の容器に沿ってラベルを綺麗に貼るのは難しく、また粘着しない部分にはほこりがついてしまいます。糊殺し加工により粘着面を一部分のみにすることで貼りやすくなり、汚れやほこりの付着を防ぐことが可能です。

糊殺し加工シール(部分糊シール)の活用シーン

糊殺し加工シールがよく活用されるシーンとしては、POPシール(アテンションシール)になります。糊殺し加工シールは、商品からはみ出すなど立体的な表現が可能で、ライバル商品が並ぶ店頭で売り場で目立つ商品作りに役立ちます。ペットボトルや、化粧品のPOPシール(アテンションシール)として使用され計◯◯万本突破!◯◯部門売上No.1!など、売り場で目立つ商品作りに貢献することができます。

POPシールは商品を訴求させることが目的のため、金、銀PET素材や、ホログラム加工を施し高級感を出すことにも使用されます。

また売り場に並べた商品のフタなどに、簡単に開封できないようにするために貼るバージンシール(封緘シール、透明封シール)ですが、「通常のバージンシールだと全面に粘着力があり、お客様が開封する際に剥がしづらいのではないか?工夫したいけれど、何かいい方法はないか?」という場合にも、剥がす部分に糊殺し加工をすることで剥がしやすくすることができます。

 

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糊殺し加工シール(部分糊シール)の制作事例

糊殺し加工シール(部分糊シール)の制作事例をご紹介します。

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