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箔押しの上に印刷加工(箔上印刷加工)

目次

箔押し加工とは

箔押し加工はシールに金箔や銀箔などの煌びやかな豪華さを演出したい時に行う加工方法です。見た目は金箔、銀箔ですが、実際は金ではなくてアルミベースに色を付けたものが多く、熱で糊を溶かして転写するのでホットスタンプとも呼ばれています。箔が転写されると、その部分はメタリック箔及び色箔の効果で見た目が引き立つため、高級感やインパクト、意匠性を高めたい場合に人気の加工方法の一つとなっています。
最近はホログラムやレインボーなどバリエーションも多く、また、版を工夫することで角度を変えると絵柄が変わるチェンジング箔などもあり、シールの差別化や改ざん防止にも多く使われています。

 

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箔押しの上に印刷加工(箔上印刷加工)とは

通常の箔押し加工では、文字やイラストなどを印刷した後に箔を押していましたが、「もっと別の表現ができると面白いのではないか?」「印刷前に箔を押すことで、これまでとは違う表現が可能になるのではないか?」という発想から生まれたのが新技術「箔上印刷加工」です。

以前、銀箔フィルムを使用して箔上印刷加工を施したところ、インクが箔に密着せずに、爪でこすると剥げるほど耐磨性が低く、これまで製品化することができませんでした。
この度、銀箔フィルムを見直すことで、箔押しの上に印刷することが可能になりました。当社の新技術「箔上印刷加工」は、箔の多色化が可能で、立体表現など、箔押し加工の幅を広げることができます。
コスト面では、通常の箔押し加工と変わりませんので、他社とのパッケージの差別化を図りたい場合に検討していただきたい加工方法です。

箔押しの上に印刷加工(箔上印刷加工)の原紙選択の際の注意点

ラベルやシール作成時にポイントとなる原紙について、当社で行った耐磨性の学振テストでは、「ミラーコート」を使用した場合、印刷・耐磨性ともに問題ありませんでした。

ミラーコートは、印刷・耐磨性ともに「箔上印刷加工」に最適です。

しかし、「和紙コットン」「和紙大礼」などの和紙系の原紙は、表面の凹凸の影響で色が沈んだように見える可能性があるので注意が必要です。また、耐磨性は「ミラーコート」より劣るものの、お客様での出荷テストをして問題がなければ製品化できるレベルといえます。

※実績が少ない印刷加工のため、見当ズレ、色の出方、耐磨性については、必ず事前テストを行ってください。
※原紙によって箔上の印刷の濃淡が異なります。

左が和紙コットン、右が和紙大礼。

出荷テストをクリアできれば、和紙系の原紙もオススメです。

 

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箔押しの上に印刷加工(箔上印刷加工)は、こんな場合にオススメ!

  • ・通常の箔押し加工とは違う方法で差別化したい
  • ・立体表現にこだわりたい
  • ・他社とは違うデザインで目立たせたい

上記のような場合に、箔上印刷加工はいかがでしょうか。
箔上印刷加工を施すにあたって諸条件がございますので、まずは下記よりお問い合わせください。

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